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木の家・木の建築は快適!健康な暮らしに最適!
木のぬくもりが安らぎを与えてくれる!
等々 の理由から木の家・木の建築で
暮らしたいという方のためのコラムです。
ブログでも随時発信していますので、
そちらもあわせて ご覧下さい。 |
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むくの材料・左官壁等、自然素材を使います。 |
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むくの材料
木材は貼り物ではなく、むくの材料を使うことが基本です。
産地とつながるで詳しく書いてありますが、産地で直接購入すると
比較的安く、むくの材料を手に入れることができます。
上の写真:飾り棚板、床板ともに産地で購入したネズコのむく材。
障子の桟も同じネズコ材。
熱をためる材料(蓄熱性のある材料)・湿度を調整する材料
気温=空気の温度よりも壁や床の温度のほうが、住まいの快適性に
対しては、影響が大きいのです。
冬の場合:熱をためる材料は、昼間家の中に差し込んだ太陽の熱を蓄え、
夜室内の温度が下がると 蓄えた熱を放出します。
このような熱のやり取りにより、熱をためる材料は屋内の温度を一定に
保つことに役立ちます。又蓄えられた熱が壁から直接放射されることにより、
人体を暖かく包みこみます。
(熱の放射は赤外線ストーブと同じ原理です)
夏の場合:冬とは反対に熱をためる材料を、夜の冷気で冷やしておけば、
日中冷気を放射する効果が あります。
又左官壁のように湿度を調整する材料は湿気を吸収したり
放出したりすることにより、屋内の湿度を調整してくれます。
厚く塗った左官壁、特に土壁はこのような室内環境の調整に大変役立つ、
優れた材料です。
土壁塗りや下地の竹小舞組は、要領さえ覚えれば普通の方にもできます。
又仕上げの左官壁も、プロの左官屋さんのようにはいきませんが、
土壁同様普通の方にもできますので ワークショップのような形で、
皆さんとつくることは楽しいものです。
(勿論プロの左官屋さんにお任せしてもよいのですが)
中の写真:はワークショップで竹小舞組、土壁塗りをしている様子。
下の写真:私が左官壁塗りをしている様子。
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